9月25日(日)、南九州大学都城キャンパスにて、教育シンポジウム「学力向上」が開催されました。
昨年度の「学力向上」シンポに続き、都城市・南九州大学人間発達学部子どもの学び研究所主催で開かれる第2回目の市民講座となりました。
今回は、フィンランドオウフ大学のペンティ・ハッカライネン教授、ミルダ・ブレディキュ博士のお二人をお招きし、講演を行いました。
ハッカライネン教授には、「フィンランドにおける子ども教育の特徴」と題し、PISA調査で好成績をあげて注目され続けているフィンランドの教育制度やカリキュラムの特徴や問題点をお話いただきました。
つづいて、ブレディキュ博士には「情操豊かな子どもを育てるために」と題して、博士の専門である幼児教育の分野での、ナラティブプレイの実践について紹介していただけました。
今回同時通訳を務めた本学科教員の趙雪梅先生とお二人は、以前からのご友人とのこと。三人のやりとりに時々笑いも起こる和やかな雰囲気の中、来場いただいた皆さんは熱心に耳を傾けておられました。
また、フロアからはたくさんのご質問をいただき、お二人はその一つ一つにとても丁寧に答えてくださいました。わが国の教育について考えるためのヒントを提示していただくことが出来、大変有意義な講演会となりました。
たくさんのご参加をありがとうございました。
次回の開催をお楽しみに!